久々のドルオタポエム。タイトルだけ読むと、何の話かと思いますよね。
私はつい先月Snow ManのFCに入会したのですが、この記事は入会に至るまでの過程を振り返るだけの自己満記録です。
なぜ振り返ろうと思ったかというと、私が経験したこれまでの「推しを認知してから沼っていくまで」の中で歴代最長の時間がかかったからです。
大体、今まで何かにハマる時は長くても1ヶ月、短いと数日でズブズブと浸かっていくのですが、Snow Manはそのパターンに当てはまらず、約2年もかかったのです。
「知ってる」から「気になる」、「気になる」から「応援したい」、「応援したい」から「もう何もせずにはいられない」への心境の変化がすっごく遅くて、でも決して飽きることはなく静かに進行していったのです。
なので、その過程を振り返ることで、私がSnow Manにどういう印象を抱いて、どう好きになっていったかを確認したいと思います。
振り返り
2009
認知のきっかけは少し珍しいかもしれません。別の記事には載せていることですが、小学生の時担任の先生が社会科教育の一環で当時フジ系で深夜に放送していた「百識王」を流してくれたところからでした。(ゆるゲーとかじゃなくて、都心の地理とかを紹介するガチめな回でした笑)
その時の生徒役に、現7ORDERの真田くんがいて、初めてジャニーズJr.なるものを知ったのです。なんならその2年後にどハマりする嵐よりも早く見ていたのです。
真田くんを知って、その真田くんが所属するグループとしてMis Snow Manを知ったというのが最初です。でも、上述の通りミスノが結成されたタイミングで私は嵐の方にハマっていったので真田くん以外のメンバーは知らないまま、長い時が経ちました。
2018
ずいぶん時間が空きました。この間に嵐にハマり、ボカロにハマり、スケートにハマり…とさまざまな沼を経て着実にインドアオタクへの道を辿っていきます。
スケオタ真っ盛りだったので正確には覚えていないのですが、多分この頃ぐらいに昨今のジュニアは大卒どころか院卒がいるらしいと認知したはずです。多分名前まではちゃんと分かっていなかったけれど。
母親がフォーリーブスレベルから知っている古のジャニーズウォッチャーだったので、普通に生活していて自然と情報が入ってくる環境だったのも大きいかもしれません。
当時の私に「阿部ちゃん!今のうちに覚えておいて!」と言いたい気持ちはありますが、きっと当時の私はハマらなかっただろうなぁ。
2019
これもほぼ曖昧な記憶なので、後から脳内で捏造されたと指摘されればそうな気もするのですが、2019年1月の加入は、Twitterのトレンドか何かにニュースとして載っていたのを見た気がするんですよね。でもハッキリは覚えていない。
他界隈の人から見た世界って多分どこもかしこも、良いニュースもそうでないニュースもこんな感じなんだろうなぁ。
2020/01
大学の友人がいくつも掛け持ちしているゴリゴリのジャニオタでして、その友人のストーリーにデビューシングル全形態とグッズがずらっと並んだ写真が上がっており認知。
この時はまだ「へぇ〜デビューしたのかぁ〜」くらいの気持ち。
別の記事では書いたけど、当時嵐へのリバイバルブームが自分の中で起こっていたので、自然と同じ事務所の情報が入ってくる状態ではありました。デビュー曲は何となくメロディー覚えているくらい。それでもまだ全然メインストリームにはなっていなかったです。
ラウールくんがいる方、ジェシーくんがいる方、9人の方、6人の方、どっちがどっちなのか全然分からない程度には認知出来ていなかったです。
2020/04
長いおうち時間の始まり。ただでさえ就活も終わって卒論執筆は本格化していない中、暇を持て余した結果、スノ界の五色沼(伝わらない)こと人狼動画にたどり着きます。実際は嵐のチャンネル→おすすめ動画に出てきたV狼→そのおすすめ動画に出てきたすのちゅーぶという順番ですが。
初見の感想は「ジャニーズっぽくない人たちばかりだなぁ」「えーん怖いんだけどこの陽キャの集団」「しかしバラエティ的にはめちゃくちゃ面白いな」とかそんな感じ。
今思えばここが起点。この動画をきっかけにはっきりとSnow Manというグループを認知し、メンバーの名前と顔が一致するようになったのです。
この頃は「この人たち確かにめちゃくちゃ面白いけど、私、パフォーマンスとかには全然興味ないんだからねっ…//」っていうツンデレ(?)っぷりを発揮していて、意地でもパフォーマンス動画は見ようとしませんでした。なぜだろう。
2020/07
私のスマホの写真ホルダには、心の栄養となる健康に良い写真(要するにジャニーズの写真)を社会の目から逃れてこっそり溜めておく場(ただの非表示機能)があるのですが、そこに最初に入れたのはクイズ部一同の写真でした。この辺の話はセブンメンの沼落ち記事でも書いているので端折りますが、まあ6人集まった時の””絵””が””強い””。スケオタ的には2015年バルセロナグランプリファイナル男子シングル出場者6人ばりに強い(伝わらない)。
努力家で上品で美しいーーーそんな方々を集めてクイズ部という活躍の場としてくれたGOD ABECHAN先生に一生頭が上がらない気持ちとなり、この頃から阿部くんへのリスペクトの念が増していくのでした。
スノ的なところで言うと、すのちゅーぶを追うのは日課になっていました。なんだかんだでパフォーマンス動画も見ていたと思う。自覚がないまま確実に深みにハマっている。
2020/08
何か思い立って初めてちゃんと素のまんまを聴いたらめめあべに落ちました。多分私はお互いをリスペクトしているデレ甘なコンビに弱い(元・登山家)。
2020/10
奇跡的に部活の予定が変更になり時間が空いたので2D2Dの配信チケットを取りました。今思えばこれも何かの運命だったな。
初日だったので「朝焼けの花」が最後に入っているバージョンでしたし、みんなの喉のコンディションも一番良い状態の回だったのは幸運だったかもしれません。
曲が公開されてからずっと気になっていた「君の彼氏になりたい」の振り付けもめちゃくちゃ好きになった。
春のツンデレはどこへやら、この頃にはパフォーマンスをゴリゴリ見まくっていました。自己紹介ラップは空で歌詞書けるくらい覚えました。テストも何もされないんですけどね。
2020/12
この頃には水曜日はすのちゅーぶの更新が楽しみになっていました。
年末には、嵐の活動休止と舘様の件と自分の卒論の進捗のヤバさと残り少ないモラトリアムへの郷愁が自分の中でグチャグチャになって情緒が崩壊した結果、なぜかGrandeurのPVを見て大泣きしていたのを覚えています。
この頃から彼らへの印象が「面白いお兄さん達」から「応援したい人達」「輝いている人達」へと変わり始めた感覚があります。デビューまでの経緯とかもこの頃に詳しく知っていって、「こんだけ頑張っているんだから報われてほしい」という思いが強くなっていったのもあります。
2021/05
これまた奇跡的に情報局の会員(侍ちゃんたちのために入っていた)だったこともあり、滝沢歌舞伎ZEROの配信を見られることとなりました(インパありがとう)。
まぁこれが「カオス……」と言う感想で、「考えるな、感じろ」の世界観なのは今思えばそうだなって感じなのですが、百聞は一見にしかずで”滝沢歌舞伎とはこのようなものだ”と言うのを知れたのは良い機会でした。
2021/10
夏から秋まではしばらく「とりあえず毎週すのちゅーぶは楽しみにしてるけど、CDや雑誌を買うほどじゃないし、コンサート行きたいとかもそんなにないかな〜」くらいの緩いウォッチャーを続けていたのですが、決定打となったのが、10月から放送されたドラマ「消えた初恋」でした。これは別の記事にも書いているのですが、ハマりすぎて原作漫画も小説も買い揃え日夜TVerを回しまくる日々となりました。
そして本格的にめめにハマり出しました。ブログもちゃんと読むようになって、彼のまっすぐで熱い人柄に触れて、「激ヤバいい奴じゃん……」となりました(せやねん)。
この頃は結構プライベートで波があった時期だったので、ドラマのおかげで生きてこれたみたいな節があります。推し達よ、ありがとう…やっぱりアイドルはインフラ……
ちょっと気になりつつあったスノマニをTSUTAYAでレンタルしました。この頃にはオリ曲は多分全部覚えた。
2022/01
ジャニフェスのGrandeurのパフォーマンスがブッ刺さって母にプレゼン。いつの間に布教始めてるやん。
2022/02
こんなに楽しんでおりながら頑なに自分の”好き”を対外的には認めようとしなかった私(正直FCとかCD購入とか分かりやすい課金の形で応援していなかったので、おこがましいとも思っていた)ですが、年が明けてからはついに人にハマっているアイドルの名前としてSnow Manを挙げるようになりました。
今思えばなぜここまで意地を張っていたのかよく分からない。
2022/03
ついにFC加入。情報局には既に入っていたのでハードルはとても低い。いつの間にかクレカ支払いできるようになっていて新時代を感じました。オタクを悩ます推しメン入力欄はめめとギリギリまで迷いつつ阿部ちゃんに。
2022/04
ついについにParaviに課金してそれスノを追い始めました。もう戻れない。
とまあこんな感じで、かなり時間はかかったのですが緩やかに着実に好きになっていったのでした。
ターニングポイントは「人狼」「Grandeur」「消えた初恋」かなぁ。世間的にはメジャーな沼落ちルートなんじゃないでしょうか。
総括
結局なんで好きになったんだっけ
ざっと挙げるとするならここらへん。
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現在に至るまでの並々ならぬ経緯
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大所帯ながら静と動、ツッコミとボケの絶妙なバランス
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場数を踏んでいるからこそ出せる安定したバラエティ力
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それぞれの個性を認め合い受け入れる令和のアイドル像
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安直にリアコというのは憚られるがそれでもなお実感する「「「いそう感」」」
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岩本コレオグラファーによって生み出される中毒性のある振付
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↑それを個々が解釈して発揮されるプロフェッショナリズム
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阿部ちゃんの知性、人としての芯の強さ
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REN MEGUROの(人間性の素晴らしさから形成される)顔面美
ちなみに自分自身も創作ダンスの経験があったりする関係で、岩本コレオの魅力はこの記事の中じゃ語り尽くせないくらいまだまだ書きたいことがあるのでいつかまた別の記事で。
とにかく、今までハマっていたアイドルの系統とは違うし、ハマっていくペースも違ったしで今でもかなり戸惑いはあるのですが、彼らに出会えて、確実に毎日が楽しくなったなぁと感じられるので、出会えて良かったと思っています。
一つ気づいたのは、自分の「好き」を認めるともっと伸び伸びと生きられること。なぜだか頑なに意地を張っていた時期がありましたが、今年に入ってから自分の「好きなもの」を素直に受け入れられるようになって、よりオタ活が楽しくなってきた気がします。
今後どこまでハマっているか、今の自分には想像できません。でもゆっくりハマっていったから、結構心も長持ちするんじゃないだろうか。嵐は08年から13年の5年間。そして気になったところを始点とすればスノは2年。
案外あっという間に5年を越しそうな気がしています。
今の夢は現場を当てること。もっと早くハマっていたら取りやすかったかも知れないのに〜など野暮なことを考えてしまいそうになりますが、ハマった時が運命の時とかそういう考えもあるので、そう思っておくことにします。
推し語りあるあるでまた例の如く長くてよく分からん記事になってしまいましたが、自分が振り返る用として読めればヨシなので、この辺で終わりにします。