Diario

日々の暮らしのあれこれ帳

2022年度の振り返りと2023年度の目標

一昨年から始めた年度振り返りの記事の2022年度版です。大学を卒業してからというものの、年々区切りの感覚が無くなっていきいつの間にか時が過ぎていってしまうように感じているので、こうしたきっかけで自らメリハリをつけていく必要が強まっているように思います。

21年度より具体的な目標を立てるよう意識した今年度。さてどれくらい達成出来たのでしょうか?早速見ていきましょう。

2022年度の振り返り(抜粋)

1. 色彩検定2級取得:○

→無事合格。受験ギリギリに勉強を始めたので3級取得時からは1年弱ブランクがあったのですが、解いているうちに思い出してきて過去の経験が生きました。3級より正答率が上がったのが個人的に嬉しかったです。あんまり「勉強している感」がなく楽しく学習できたというのが印象的で、実生活にも役立っているなと感じているのでこの勢いで1級も挑戦してみようかと思います。

2. 自分のHPを作る:△

ポートフォリオとしてnotionの公開ページは作ったのですが、具体的な目的や方向性が途中から変わってしまったので結局畳んだのが現状です。ただ自分のスキルや経歴をまとめるという作業は経験としては良かったかなと思います。今のところガッツリ独自ドメインで作り込んだりカスタマイズしたブログを運用するのは性に合っていなさそう。

3. 人より簡単に出来ることを言語化する:○

→転職したのもあって自然と考える機会が多かったなという印象です。「レイアウトの整理」「言葉を大切にする」「字を綺麗に書く」「絵やダンスの創作」「ちゃんとしているという印象を与える」「細かい変化に気づく」「一人の時間を楽しむ」「日々の暮らしに楽しみを見出す」…などなど。まずは言語化という段階でしたが、これをどう活かしていくかについても考えていきたいです。

余談ですが最近読んだ本でこれが中々良かった。

https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%96%E7%95%8C%E4%B8%80%E3%82%84%E3%81%95%E3%81%97%E3%81%84%E3%80%8C%E3%82%84%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84%E3%81%93%E3%81%A8%E3%80%8D%E3%81%AE%E8%A6%8B%E3%81%A4%E3%81%91%E6%96%B9-%E4%BA%BA%E7%94%9F%E3%81%AE%E3%83%A2%E3%83%A4%E3%83%A2%E3%83%A4%E3%81%8B%E3%82%89%E8%A7%A3%E6%94%BE%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E8%87%AA%E5%B7%B1%E7%90%86%E8%A7%A3%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%83%E3%83%89-%E5%85%AB%E6%9C%A8-%E4%BB%81%E5%B9%B3/dp/4046044357

4. 転職軸を言語化する:○

言語化するどころか実際に転職してしまいました。1年前にはまさかこうなっているとは思わなかった…笑。言語化は出来たのですが、それが100%本音だったかというと分からないのが今の感想で、転職活動で話すためのシナリオ作りになっていた節は否めないです。結局のところ、社会に馴染むためには一定外向きの説明が必要なのでその辺の折り合いをどうつけていくかというのが難しいということはよく分かりました。それでも言葉にし続ける試みは諦めたくないですが。

5. 心身の健康維持:△

→うーん×をつけるまでじゃないけど○ではない。通常1〜2年に1回程度しか風邪を引かないスーパー健康体だったのですが、今年度はワクチンの副反応を除いても風邪の症状2回、発熱3回、重めの頭痛5回くらい、極め付けにカンピロバクターの食中毒でまあハードモードでした。健康のありがたみをこれほど感じた年は咳喘息と嘔吐恐怖症に悩まされた2018年以来です。食中毒以外ははっきり原因は分からないですが、運動と食事と心の健康にはより一層気を使っていこうと思います。

6. 感情を言葉にできたと実感できる回数を増やす:○

→計測とかしていないので実感でしかないですが少し増えたとは思います。仕事にしろ、プライベートの人間関係にしろ、以前の自分だったら我慢していただろうなぁというところでも「こう思う」というのを伝えられた場面は覚えていて、それは着実な進歩だと思います。ただやっぱり慣れていないし難しい。伝え方をミスっと気まずくしてしまったり、少し時間が経つとすぐ封鎖モードに入ってしまったりするので、気持ちの上で意識するというよりはもっと本格的に技術として習得した方が良いのかなと考えています。

7. 月に1回は映画を観る:△

→一応順調に月1本ペースで観ていたのですが、2月以降サボりました…ごめんなさい自分。年度後半は結構読書が楽しい期に突入してしまったのもあって放置気味でした。一月に2本見た時もあり年度全体で12本見ているのでまあ良しとしましょう。「かもめ食堂」と「クルエラ」が特に気に入りました。

8. 自分のご機嫌の取り方を増やす:○

→そもそもの話、自分の機嫌が悪くなる原因を確かめてそれをなるべく減らすという方向のアプローチを心がけました。私はつい人と比べて落ち込むことが多かったので、潔くSNSをLINE以外全てやめてみたのですがこれが精神衛生に良かったです。それでも何かネガティブなことが思い浮かんでしまう時はTwitterの代わりに紙のノートに自分の思いを書き溜めることにしました。書き出していくと幾分心が軽くなり、それでも辛い時はもうさっさと寝てしまうことに。起きてもなおダメなら美味しいもの食べるなり、推しの動画見るなり、人に聞いてもらうなり…ってこれ、大体のメンタル本に書いてあることですね。経験的にも正しいことが実感できました。

9. 一人で出来る新しい趣味に挑戦する:○

→趣味とはっきり言えるか分からないのですが、お香にハマりました。前職時代に同期がプレゼントしてくれたKEYUCAのお香がとても良い香りで、お手軽にできる良い癒し体験だなと思いました。それからというものの無印やアーティゾン美術館のミュージアムショップでいくつか気になったのを試しています。夏の夜に窓を開けて夕涼みしながら日記を書きつつお香を焚く時間のなんと贅沢なことよ。

www.muji.com

shop.artizon.museum

今はAPTHEKE FREGLANCEのインセンスコーンが気になっています。誰かプレゼントしてください。

apotheke.theshop.jp

10. 腹筋を割る:△

→う〜〜ん割れていたと言いたい!(自分に甘め)友人から勧められたなかやまきんに君の腹筋動画を1ヶ月くらいやっていた時期があって、その頃はうっすらアブクラックスが入っておりました。そんなにキツすぎず即効性があったのがすごかった。

【下腹部&くびれ】10種目10分間で下腹を引き締めて、くびれのあるウエストを作りましょう。目指せ最速シックスパック。初心者の方用のやり方あり。 - YouTube

…が、冬になり寒さで動けなくなる&食欲増幅したあたりからすっかり元に戻ってしまいましたね…また暖かくなってきたしやるか…。

11. 疲れた時に「何もしない」という選択が出来るようになる:○

→これはとても出来るようになった!特に家にいてずっと作業をしているとだんだん煮詰まって何もできなくなる時があるのですが、そんな時には部屋に転がって大の字になることがあります。それでしばらくボーッとしていると不思議とパワーチャージされていく気がして、「またやるか!」と思えるんですよね。誘惑に抗えずネットサーフィンしてしまったりその他気を紛らわすようなことをして時間を無駄にしてしまうこともしばしばなのですが。選択としては「何もしない」を手にしたので良かったかなと。

12. 日記継続:○

→日記は以前から使っているロイヒトトゥルムの5年日記。色はベリー。色合いと書き心地が最高すぎます。もう何も意識せずとも継続できるようになってきました。たまに2、3日溜めてしまうこともあるのですが、箇条書きでも良いのでその日のハイライトはメモっておくようにしていてそれがあればまとめて書き出せます。

https://www.hightide-online.jp/c/category/stationery/note/notebook/ruled/item-hd2371

13. 休日の夕食で家族へ一食分振る舞う:△

→夕食ではなく昼食なのですが、ポキ丼を作りました。食材調達から調理から提供から後片付けまでほぼ一人でできたのでこれで正式に実績解除な…はず…。水の分量を間違えてご飯がバリッバリになってしまったのですがそれ以外はとっても美味しく作れました。家族からの評判も上々。自分のお弁当以外の料理も少しずつできるようになっていきたいなと思います。とにかく食べたいものを自分で作れる人になりたい。


今年度は達成率がぐんと上がったな〜〜!やった〜〜〜!もちろん達成しやすい目標を立てるよう意識したのもありますが、毎週末に目標リストを眺めるのをルーティン化させていたので、潜在意識に刷り込まれていたのも大きいかもしれません。来年度も続けていこうと思います。目標の立て方や実行のコツが掴めて、成長の実感が得られた2022年度でした。

2023年度の目標(抜粋)

2022年度目標の良かったところや反省点も踏まえてできた来年度の目標がこちら!

1. 応用情報技術者取得

→基本情報受験直後に「もう限界!応用はやらないぞ!」と言っていたのですがまあ何となく周りからも勧められたし自分としてもモチベーションが欲しくなり。将来の選択肢を増やす意味でもやって損はないかなと思うので挑戦!

2. TC技術検定3級取得

→業務の中でドキュメントを書く機会が結構あって、それが楽しいので何かスキルとして学べないかなと調べていたら行き当たったのがテクニカルライティング。大学での学びと今の仕事の橋渡しにもなりそうなので試しに勉強してみようかと。

3. 理想の生活環境を具体的に言語化する

→最近ハマっているミニマリスト系YouTuberのなにおれさんがさまざまな動画や書籍で述べている「理想の暮らしの言語化」に触発されて私もちゃんとやってみようと思いました。働き方や将来について思索にふける今、改めて生きる上での自分なりの軸を見出したいです。

www.youtube.com

4. 迷った時は量より質を重視する

→これは今年に入ってからかなり意識していることではあります。学生時代は時間と経済的なゆとりを理由に積める経験はとにかく積め!と言わんばかりにさまざまな経験の収集に精を出していたのですが、ここのところは豊かさよりは忙しなさ、疲れを感じるようになってしまいました。もしかしたらもう量を増やすフェーズは終わったのかもしれません。今年度は「自分にとって大切なもの」を意識し、それにそぐうモノ・コトだけに手を出してみようかなと思います。そのためには自分の判断軸が必要となると思うので、3の目標とセットでやっていきたいところ。

5. 心身の健康維持

→よく食べ、よく動き、よく眠りたい。在宅勤務が増えたことによる深刻な運動不足が先日健康診断で発覚したので、危機感を持っています。

6. アサーションを学ぶ

→今年度の目標6から発展させました。伝え方について色々調べてみるとどうやらアサーション(自分と相手、両方大切にするコミュニケーション方法)というのがあるらしいと分かり、今自分が求めているのはこのスキルだ!と感じたのでまずは書籍を色々漁ってみようと思っています。

7. 月に1回映画鑑賞デーを設ける

→日を決めておかないと何となく流れてしまうことが分かったので、毎月最終金曜日はお家で映画鑑賞の日としてみます。カレンダーに入れよ。何か用事が入っていることが予めわかっている場合は前週か週末にリスケしましょう。ちなみに観たい作品は山ほどある。

8. 一人暮らし体験をする

→「一人暮らしするしない問題」は今年度何度も悩んだところなのですが、今の最優先事項が節約なので一旦やめることにしました。その代わりに立てた目標がお試しの一人暮らし。AirBnbで安く泊まれるウィークリーマンション的な物件を予約できたので5月にチャレンジしてみます。果たして生存できるのか?乞うご期待。

9. 創作系の趣味に挑戦する

→なにおれさんのブログや著書で何度も登場する「創作の趣味」。正直YouTubeとかで推しを見漁っているだけでも1日過ごすのは簡単なのですが、時間が溶けた頃には楽しさより虚無感が強くて違和感があることも。だからこそ受動的な趣味ではなく能動的な趣味でお金を使わず自ら楽しさを生み出すことこそが最強だという主張には強く共感しています。私にできることだと「イラスト」「ハンドメイド」「ピアノ」「料理」あたりかなぁ。

life-lemon.com

10. 平均歩数8,000歩

→先ほどもあげたなにおれさんの運動術に触発されて。一旦筋トレとかランニングとかは置いてとにかく歩くことを意識しようと思います。今年度の平均が7000くらいなので、プラス1000を稼いでいこう。ボディメイク的な観点はこれが達成できてから考えます。

11. 月々の支出を決めた額までで抑えられるようになる

→社会人なりたての頃は今の倍くらい支出額に回していたのですが(恐ろしい…)ある月にダンスの舞台の出演料で数万を捻出する必要に迫られて、節約してみたら案外普通に生活できたことに気がついたんですよね。そこからどこまで行けるかと少しずつ自由に使える金額を落としていき、一定のラインまで抑えられるようになってきました。趣味や食事や交際などに適度に費やして今この瞬間の楽しみも享受しつつ、本当に必要なものをきっちり吟味する目をこの1年で養っていきたいと思います。

12. 日記継続

→ぶっちゃけ目標として立てなくても実行できちゃうと思うのですが、確実に達成できるものも自信になるので据え置きで。5年日記なので今年は折り返しに入ります。

13. 月に一度振り返りを実施する

→一年の振り返りはこちらのブログでつけていたのですが、もっと細かく月ごとに振り返っていったほうがより理想の暮らしに向けて改善につながるんじゃないかと思うので試験的に4月末からつけていこうと思います。


今年はサクッとまとめようと思ったのに、書きたいこと書いていたら結局去年より長くなってしまった。

2022年、また2022年度は私の人生の中でも中々に激動の1年でした。心身ともに(特に体)不安定な期間も多い中でしたが、これまでの道のりを見つめ直し、自分にとって本当に大切なものを強く意識し中期的な人生目標も出来てきたという点で意義深い時間を過ごしたとも感じています。

中期的な人生目標というのは「3年後の本格ダウンシフト」。転職によって心身が壊れる寸前からは解放されたわけですが、組織に属することや会社の利益のために働くこと、心身に負担をかけてまでお金を稼ぐことへの違和感は拭えず。もやもや感を抱えた中で調べてたどり着いたのがサイドFIREでした。労働による社会とのつながりや貢献感は適度に得つつも、お金のためでなく自らの人生の充実のため、自分のできるペースで働く。生まれた余暇では、やりたいことを思う存分やって、心身ともに穏やかに健やかに過ごす。そんな生き方が私はしたいのだと気づきました。

2月ごろから様々な情報を集めて、自らの生活で実験をし始めました。モノを減らし(元々ゆるっと減らしてはいましたが本格的にミニマリストに突っ込み始めました)、生活費を落とし、生活習慣や娯楽との向き合い方を見直し、マネープランを組み直した結果、4月から数えて丸々3年今の会社で働けば、その後は多少収入を落としても生活可能なことが分かったのです。

もちろん、今後のことは誰にも分からないので何らかの状況の変化や不可抗力によってこの想定は崩れることもあり得ます。ただ、重要なのは「こういう風に暮らせたら良いのに」と思い描いている理想の暮らしは全く夢物語、もしくは何十年も先の話ではないと気づけたということです。必ずしもいまの会社、今の働き方、今のモノ・人・コトに縛られて生きていく必要はないと思えただけでも、すごく心が楽になりました。

先の状況が分からないゆえ、絶対サイドFIREするんだ!とは思っていません。ただ、働き方の形態は変えようと思っています。今の会社で業務委託になるか、派遣社員になって週3~4日or時短勤務するか、フリーランスに転向するかのどれかだと思います。いずれにしても現職でスキルを上げておいて損はないので、頑張りすぎない程度に日々向き合っていこうと思います。それと同時に副業の芽も育てていきたく、趣味の創作活動を充実させていきたい次第です。

2023年度は「3年後の本格ダウンシフト」に向けた最初の1年。確実に支出を落としつつ、どうやったら自分は心地良く幸せに暮らせるのかについてアンテナを張ること。自らの心の声に蓋をしないこと。未来の理想の生活に向けた苗床を準備すること。それらを意識しながら、目標に向けて日々歩んでいきたいと思います。

まずはとにかく健康・安全第一で。