Diario

日々の暮らしのあれこれ帳

2023年のまとめ

年末恒例、ボリューム満点の振り返り記事。例年あっという間にこの時期が来たと書いているのですが、今年は少し長く感じました。なんでやろなぁ。
この1年をさまざまなトピックと共に振り返っていきます。

昨年はこちら。

gillegiuly.hateblo.jp

出来事

1月
セミリタイアした人の本に影響されて自由な生き方を模索し始める。副業を検討するがやっぱりやめる。パートナーとの関係が上手くいかず溜まったモヤモヤを片付けで解消するのでどんどん身の回りが綺麗になっていく。

2月
それまでの実績が認められて部署異動の打診を受け、忙しくなるのではないかと悩む。突然迫られた選択肢に消耗する心身。寒さも追い打ちをかけて風邪を引く。大学時代の部活の卒業公演にOBOG枠で出演することになり練習に励む。

3月
卒業公演を無事終えるもドッと疲れる。結局新しい部署に入ることになり、慣れない環境に四苦八苦するもそれなりに評価される。人と向き合う前に自分の心を満たせていないことに気づきパートナーに別れを告げる。月末に大学の友人と10年ぶりの飛行機&人生初四国。

4月
モノ、予定、人の断捨離を行い、慎ましやかに暮らす。図書館を利用し本を読みまくる。ピアノ演奏とアクセサリーのハンドメイドにハマる。家族旅行で栃木に行って疲れる。会社が移転して若干交通の便が悪くなり出社の意欲が著しく落ちる。

5月
GWに美味しいものを食べてリフレッシュ。昔の手紙や思い出の品を整理してスッキリ。郊外の築古アパートで1週間一人暮らし体験をする。習い事のジャズダンスの先生から去年に引き続きステージに誘われ練習に通う。

6月
梅雨でメンタルがやられボーッと気味なところで不注意から脚を骨折。療養生活を送る。前より踊ることを楽しめなくなっていることに気づき、ダンスから一旦離れる決意をする。ありとあらゆるものへのやる気が失われ、一旦それまで立てていた外出や旅行、資格勉強の計画を取りやめる。

7月
暑さによる疲労と外に出られず思うように気分転換ができないストレスと仕事の忙しさが重なり眠れなくなる。上長に相談し元いた部署に再度異動することになる。ドラマやアニメで現実逃避する。

8月
歩行の許可が出るも筋肉が落ちていたため地道にリハビリ。異常なまでの暑さにやられつつも失われた夏を取り返すべく外へ出かけはじめる。TC技術検定を受ける。デジタルペイントを始めたがやめる。資生堂メイクレッスンを受ける。思春期のトラウマと向き合う。

9月
去年からずっと続いていたぼんやり感の原因が「恵まれた今の環境に飽きていること」だと気づく。なんとなく考えていた一人暮らしを本気で決意する。色彩検定の勉強を始める。YouTube Musicのおすすめがきっかけで邦楽にハマる。

10月
元の部署に戻ってくる。チームメンバーの役に立てる場面が増えて自信を取り戻す。母の誕生日祝いで京都へ行く。過ごしやすい気温になり、心身ともに回復する。アイドルへの熱量が落ちた分がスケートとアニメに回る。

11月
色彩検定1次試験を受ける。散歩と宅トレにのめり込む。以前より自分の本音を大切にすることでメンタルが安定した実感を得るも、月末に家族と自身の体調不良が立て続けに発生。大学の同期から声をかけられ、なんやかんやでまたステージに立つことが決まる。

12月
色彩検定2次試験を受ける。自身の体調は復活するも、今度は職場で不調者が相次ぎ、ステージの準備で立て込み、親族のゴタゴタに巻き込まれ慌ただしく過ごす。でもなんだかんだクリスマスと推し活と大掃除をエンジョイする。

昨年の出来事振り返りで「来年はもう少し平和かつ満足感の高い年にしたい」と書いていたのですが、またもや激動の1年でした。
ごく当たり前の日常を淡々と過ごすことがいかに難しいかを思い知らされます。
一人暮らし体験、旅行、2度の異動などありましたが、印象的なのはやはり骨折ですかね。当時は大変な思いをしましたが、そこから得たものも大きかったので、今となっては自分に何かしらのメッセージを伝えてくれたんだなぁと思うことにしています。
とはいえ、2年連続6月にはよからぬ事が起こっている(去年は食中毒、今年は骨折)のでそろそろお祓いにでも行った方がいいんでしょうかね…

メンタルグラフの記録

昨年に引き続き、Notionを利用してその日の気分を100点満点でログとしてつけてみたので併せて振り返ってみます。
基準としては「特に大きく精神状態も健康状態も揺れず平和だったな〜」と感じた日を75点とし、体調とメンタルの具合に応じて基準から足し引きしています。
グラフ化ツールは昨年までお世話になっていたNotion Chartsがお亡くなりになったので同等の機能があるChartBaseを使いました。ちょっと見にくい。集合体苦手な人ごめんなさい。

ちょうど年の真ん中くらいにある溝が骨折していた時期ですね。分かりやすい。怪我そのものより、行動が制限されたことによる影響が大きかったです。その後は右肩上がりで回復していきました。逆に言えばそれ以外は意外と(?)安定していたんだなぁという印象です。去年が結構激動だったのでね…。
メンタルグラフをつけるようになって2年が経つんですが、これの良いところはどんなに数値が下がっても短ければ1日、長くても2ヶ月くらいすると回復するのが客観的に理解できること絶好調の日もあれば何をやってもダメダメな日もあるけど、波があるものだと思えば必要以上に浮き沈みすることが減って、少し穏やかな心に近づけている気がします。とは言っても機嫌良い日は浮かれますし不調な日には眠れないほど落ち込むこともあるんですけどね…それでもなるべくフラットな毎日にしていきたいです。
平均スコアは2022年が約61点なのに対し2023年は約65点だったので心身管理スキルが向上した感あって嬉しいですね。

ここからは各コンテンツを。

鑑賞したもの・読んだもの

バレエ・オペラ

一番印象的なのは骨折した直後に松葉杖で行った白鳥ですかね。終演後に推しダンサーである速水渉悟さんのプリンシパル昇格発表があって、同じ場にいられて良かったなぁと心の底から思いました。劇場スタッフの方には席の振替や移動で大変お世話になりました。ありがとうございました…。

ミュージカル・演劇

SPYは会社の先輩から布教されたタイミングでミュがあるのを知って、FNSで歌うアーニャの可愛さに思わずチケットを買って行ったところ見事にハマりアニメも追いかけ漫画も大人買いするに至りました。良い出会いでした。
演目発表当時から気になっていたムーラン・ルージュは映画とはまた違った曲目で楽しませてくれました。再演も多分行きます。

美術展・博物館展

今年あんまり見ていないのは量より質で意図的に美術鑑賞の機会を絞り込んでいたのもありますが、それ以上にツボな展示が少なかったのが原因。
体感では2018〜2019年あたりが山で今は谷な感じ。そろそろまた次の波が来ると信じたい。
期待値に対しての見応えではヴァロットンが良かったです。あと美術展ではないのでここには書いていないのですが、銀座のメゾン・デ・ミュゼ・デュ・モンドのライブラリーで図録を読み漁ったのも楽しかったですね。

コンサート・ライブ

  • 04/16 SixTONES「慣声の法則 in DOME」
  • 10/04 ラファエル・アギーレ ギターリサイタル
  • 11/15 今野沙知恵ソプラノ・リサイタル
  • 12/02 パシフィックフィルハーモニア東京 特別演奏会「第九」

また東京ドームにアイドルのコンサートを聴きに行く日が来るとは思わなかった。ビビり倒して行きましたが平和に楽しめました。良かった。
あと念願の「年末に第九を聴く」が叶えられて嬉しかったです。

映画

  • 05/02「1秒先の彼女」
  • 06/07「あの子は貴族」
  • 08/20「アイ・フィール・プリティ!」
  • 10/25「最強のふたり
  • 12/23「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」

書き出してみたら全然観てなかった。
「あの子は貴族」はYouTubeにネトフリの宣伝映像が流れてきて気になって観てみたのですが、二人の主人公の対照的な暮らしぶりが見事に描写されていて非常に面白かったです。
年末に少年漫画原作のアニメ映画を見に行っているとは年始の私はつゆほども思わなかったでしょう。完全オリジナルということで初見・アニメ派・原作派誰が観ても整合性の取れる脚本にできるのだろうか…?とあまり期待せず観たらなんだかんだ心あったまって帰ってきました。チョロ。
毎年言っている気がするけど来年はもっと観たいなぁ。

一覧 ※長いです

  • 01/01 市居愛『超ズボラな人でも毎月3万円貯まる! 「お金じょうずさん」の小さな習慣』
  • 01/01 ゆみにゃん『ミニマリストゆみにゃんのお金のつくりかた』
  • 01/01 桒原さやか『北欧で見つけた気持ちが軽くなる暮らし』
  • 01/01 主婦の友社『ひとり暮らしで知りたいことが全部のってる本』
  • 01/01 LuLu『繊細ミニマリストのゆるっと気持ちいい暮らし』
  • 01/02 なにおれ『ミニマリスト式超買い物術』
  • 01/02 なにおれ『ミニマリスト式超運動術』
  • 01/02 なにおれ『ミニマリスト式超貯金術』
  • 01/02 堀内都喜子『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』
  • 01/02 なにおれ『ミニマリスト式超ヒュッゲ術』
  • 01/03 なにおれ『ミニマリスト式超人生戦略術』
  • 01/17 オリバー・バークマン『限りある時間の使い方』
  • 02/15 八木仁平『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』
  • 02/18 SHE『働く女子の仕事力アップTips大全』
  • 02/21 グレッグ・マキューン『エフォートレス思考』
  • 02/23 伊藤由美『できる大人は、男も女も断わり上手』
  • 02/25 マイク・ヴァイキング『リュッケ 人生を豊かにする「6つの宝物」』
  • 02/27 諏内えみ『「育ちがいい人」だけが知っていること』
  • 02/27 中野信子『世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた』
  • 02/27 ロビン・ウィリアムズ『ノンデザイナーズ・デザインブック』
  • 03/01 堤ゆかり『もう内向型は組織で働かなくてもいい』
  • 03/08 金子由紀子『買わない習慣』
  • 03/08 佐々木裕平『ストレスゼロの絶対貯金』
  • 03/14 かずのすけ『どんな敏感肌でも美肌になれる! オフスキンケア』
  • 03/16 ドミニック・ローホー『シンプルに暮らす』
  • 03/19 ドミニック・ローホー『マイバッグ
  • 03/25 ドミニック・ローホー『シンプルに生きる』
  • 03/28 筆子『それって、必要? いらないものにしばられずに、1週間で人生を変える30の方法』
  • 04/03 古山有則『嫌いな人がいる人へ 自分を知って生きやすくなるメントレ』
  • 04/04 金子由紀子『わたし時間の作り方』
  • 04/04 橘玲『幸福の資本論
  • 04/04 MB『最速でおしゃれに見せる方法』
  • 04/05 池上英洋『大学4年間の西洋美術史が10時間でざっと学べる』
  • 04/11 pha『どこでもいいからどこかへ行きたい』
  • 04/16 永松茂久『君は誰と生きるか』
  • 04/16 大原扁理『フツーに方丈記
  • 04/16 ドミニック・ローホー『シンプルを極める』
  • 04/17 瀬尾まいこ『夜明けのすべて』
  • 04/18 スサンナ・ペッテルソン、迫村裕子『ノニーン! 幸せ気分はフィンランド流』
  • 04/18 五百田達成『超雑談力』
  • 04/18 ドミニック・ローホー『99の持ちもので、シンプルに心かるく生きる』
  • 04/19 杉岡充爾『おうちストレスをためない習慣』
  • 04/19 山崎俊輔『普通の会社員でもできる日本版FIRE超入門』
  • 04/26 ルーク・バージス『欲望の見つけ方: お金・恋愛・キャリア』
  • 04/27 なにおれ『31歳、夫婦2人、月13万円で、自分らしく暮らす。』
  • 04/28 武田友紀『繊細さんの幸せリスト』
  • 04/29 なにおれ『ミニマリスト式超自炊術』
  • 04/29 なにおれ『ミニマリスト式超引っ越し術』
  • 04/30 鶴見済『人間関係を半分降りる』
  • 05/02 小山龍介『在宅HACKS!』
  • 05/04 月山もも『ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山』
  • 05/05 青木厚『「空腹」こそ最強のクスリ』
  • 05/05 保坂隆『繊細な人の仕事・人間関係がうまくいく方法』
  • 05/06 秋田麻早子『絵を見る技術』
  • 05/06 稲垣えみ子『寂しい生活』
  • 05/10 やましたひでこ『新・片づけ術「断捨離」』
  • 05/11 加藤ゑみ子『もっと素敵な良質生活』
  • 05/12 辰巳渚『「捨てる!」技術
  • 05/13 近藤麻理恵『人生がときめく片付けの魔法2』
  • 05/13 近藤麻理恵『人生がときめく片付けの魔法』
  • 05/16 ドメストル美紀『フランス伯爵夫人に学ぶ 美しく、上質に暮らす45のルール』
  • 05/17 大原照子『55㎡の暮らし替え』
  • 05/18 ジェニファー・L・スコット『フランス人は10着しか服を持たない』
  • 05/22 辰巳渚『「暮らす!」技術』
  • 05/23 ジェニファー・L・スコット『フランス人は10着しか服を持たない2』
  • 05/23 辰巳渚『もう一度「捨てる!」技術
  • 05/24 大嶋信頼『「本当の友達がいなくてさびしい」と思ったとき読む本』
  • 05/26 石黒智子『小さな暮らし』
  • 05/28 ブレット・ブルーメンソール『毎日の暮らしが輝く52の習慣』
  • 05/30 もけけ『HSPだけど500万円貯めた! 手取り16万円OLのゆる貯金ライフ』
  • 05/30 テイスティ高橋『プチ移住 月2万円で手に入る!in京都』
  • 06/01 mii『20代からはじめる お金が貯まる暮らしかた』
  • 06/01 ちー『ゆるFIRE』
  • 06/04 金子由紀子『「持ちすぎない」暮らし』
  • 06/06 林望『節約の王道』
  • 06/07 五百田達成『察しない男 説明しない女』
  • 06/07 林望『「時間」の作法』
  • 06/09 瀬尾まいこ『そして、バトンは渡された』
  • 06/10 和田菜穂子『山手線の名建築さんぽ』
  • 06/10 倉方俊輔『東京レトロ建築さんぽ』
  • 06/11 上野千鶴子『おひとりさまの老後』
  • 06/14 泉谷閑示『「普通がいい」という病』
  • 06/21 平木典子『言いにくいことが言えるようになる伝え方』
  • 07/04 有川浩阪急電車
  • 07/05 田中よしこ『自分の気持ちがわからない沼から抜け出したい』
  • 07/06 福山敦士『会社、仕事、人間関係で心が疲れない仕事術』
  • 07/12 武田友紀『雨でも晴れでも「繊細さん」』
  • 07/13 川上浩司『ごめんなさい、もしあなたがちょっとでも行き詰まりを感じているなら、不便をとり入れてみてはどうですか? 不便益という発想』
  • 07/16 工藤孝文『疲れない大百科 - 女性専門の疲労外来ドクターが教える』
  • 07/22 外山滋比古『思考の整理学』
  • 08/11 橘玲『シンプルで合理的な人生設計』
  • 08/23 ケイト・マーフィ『LISTEN』
  • 08/26 中村あやえもん『大好きなことでお金を稼いで、独立をする方法』
  • 09/04 菅原洋平『すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な”方法』
  • 09/10 ドミニック・ローホー『部屋とこころのシンプルな掃除』
  • 09/11 南陀楼綾繁『本好き女子のお悩み相談室』
  • 09/12 伊藤比呂美女の一生
  • 09/14 ヘンリー・D・ソロー『モノやお金がなくても豊かに暮らせる』
  • 09/14 井口晃『人間関係の9割は逃げていい。』
  • 09/20 香山リカ『しがみつかない生き方』
  • 09/23 ジュリア・ケラー『QUITTING やめる力』
  • 09/24 ジル・チャン『「静かな人」の戦略書』
  • 09/25 司拓也『自分を守るためにちょっとだけ言い返せるようになる本』
  • 09/27 下園壮太『心の疲れをとる技術』
  • 09/30 柚月裕子『盤上の向日葵(下)』
  • 09/30 柚月裕子『盤上の向日葵(上)』
  • 10/01 西加奈子『うつくしい人』
  • 10/02 村田沙耶香コンビニ人間
  • 10/02 グレッグ・マキューン『エッセンシャル思考』
  • 10/08 ハ・ワン『あやうく一生懸命生きるところだった』
  • 10/08 Testosterone『超筋トレが最強のソリューションである』
  • 10/08 四角大輔『人生やらなくていいリスト』
  • 10/13 朝日新聞出版『東京ミュージアムガイド』
  • 10/13 ジー・ビー『東京の山カフェ・海カフェ』
  • 10/13 増山かおり『東京のちいさな美術館・博物館・文学館』
  • 10/15 森博嗣『お金の減らし方』
  • 10/18 pha『がんばらない練習』
  • 10/21 本田晃一『なんか勝手に人生が良くなるやめることリスト』
  • 10/23 金子由紀子『ちょうどいい暮らし』
  • 10/24 瀬尾まいこ『おしまいのデート』
  • 10/29 ゲシュタルテン『世界のカフェデザイン』
  • 11/02 丹羽宇一郎『死ぬほど読書』
  • 11/05 安井友梨『筋肉をつけて24時間代謝を上げる! 働きながらやせたい人のための「食べまくりダイエット」&「超時短ゆるガチ筋トレ」』
  • 11/11 本間浩輔、吉澤幸太『1on1ミーティング 「対話の質」が組織の強さを決める』
  • 11/18 pha『人生にゆとりを生み出す 知の整理術』
  • 11/19 樺沢紫苑『精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方』
  • 11/20 ランニングスタイル編集部『女子のためのずぼら筋トレ』
  • 11/20 下園壮太『とにかくメンタル強くしたいんですが、どうしたらいいですか?』
  • 11/21 丸山久美子『緊張しても「うまく話せる人」と「話せない人」の習慣』
  • 11/22 山根洋士『自己肯定感低めの人のための本』
  • 11/23 ゆるりまい『なんにもない部屋の暮らしかた』
  • 11/23 根本裕幸『7日間で自己肯定感をあげる方法』
  • 11/24 関口美奈子『最初の男になりたがる男、最後の女になりたがる女』
  • 11/27 岡本太郎『自分の中に毒を持て』
  • 11/29 精神科医Tomy『心の荷物の手放し方』
  • 12/03 石井哲代『102歳、一人暮らし。』
  • 12/04 伊庭正康『会社では教えてもらえない 仕事が速い人の手帳・メモのキホン』
  • 12/05 杉本昌隆『師匠はつらいよ』
  • 12/08 竹井仁『姿勢の教科書』
  • 12/10 村田雅史『ストレートネックと猫背が劇的に改善!1分間ストレッチ』
  • 12/11 大橋しん『魔法のフレーズをとなえるだけで姿勢がよくなるすごい本』
  • 12/19 日本紅茶教会『紅茶の大事典』
  • 12/21 齋藤孝『読書する人だけがたどり着ける場所』
  • 12/21 植木理恵『使える心理学大全』
  • 12/23 永松茂久『人は話し方が9割』

「今年全然鑑賞系の記録ないな〜何して過ごしていたんだろ〜」と思ったら読書に全振りしていたことが判明しました。
在宅勤務が増えたこともあり、朝晩のベッドタイムのお供にちまちま読み進めていました。寝る前の読書がよくおすすめされていますが、個人的には朝寝起きの状態で手に本を取ると文字を追っているうちに頭が冴えてきたので目覚まし読書も良いんじゃないかと思っています。
以前は読んだ本は全てnoteに感想を残していたのですが、その手間が億劫で気づけば読書量が減っていてしまったのでこれでは本末転倒だなと思い、あえて基本的に読んだ本の感想は残さず、覚えておきたい箇所だけ手書きのノートにメモとして残すことにしたところ上手くいきました。
もし私みたいに「何がなんでもアウトプットしなきゃ!」と意気込んで逆に読書が捗らない人がいたら、なにおれさんのこの記事を読むと気が楽になれると思いますのでぜひ。

life-lemon.com

ジャンルは見ての通りライフスタイル系の実用書ばかり。小説もたまに勧められたのを読みましたが、やっぱり自分の生活に直接生かせる本が好きみたいです。
良い出会いはたくさんありましたが、しいて1冊選ぶなら泉谷閑示さんの『「普通がいい」という病』。生きづらさに対する一つのアンサーを教えてもらえた気がします。

美味しかったもの

松山・アミティエ:生サーモンのタルタル

tabelog.com 春の愛媛旅行のディナーで行ったフレンチの一品。 美味しすぎて思わず友人と「!?」と声にならない声を連発しました。
メニュー自体はありふれているものだと思うのですが、とにかくタルタルソースの味が絶品でサーモンの旨味をよく引き立てていました。バケットも一緒に頼んで、最後に拭って食べるのがまた最高。
店内のインテリアもまるでフランス旅行に来たみたいな世界観で、愛媛らしいかといえばまあ違うんですけど、個人的にはとても良い思い出になりました。

南新宿・コンテナート:ホルシュタイナー・グリュッツェ

tabelog.com 家族に美味しかったと勧められずっと行きたいところリストに入れていた紅茶のかき氷店。
人気店とはいえオープン前に行けば間に合うと思っていたら、まさかのLINE整理券方式ですでに60組待ち。観測史上最も熱いこの夏に周辺を歩いて時間を潰しながら呼び出しを待ち、呼び出されてからも空き席ができるまで外で待機していた時のクラクラするような感覚は今でも覚えています。
え?それは待ち時間の感想であって肝心のかき氷はどうかって?もちろん絶品でしたよ…フルーティーなシロップとチーズクリームの酸味の相性が抜群で、ノンカフェイン・ノンアルコールと思えない大人っぽい味わいは唯一無二のものでした。暑さに殺られてあと一歩のところから生き返りました。

原宿・ヨゴロウ:チキンカレー(ホウレン草)

tabelog.com 実は上のかき氷の待ち時間に食べに行こうと思ったら定休日に泣かされたのがこちらのカレー店。
昨年のABEMAトーナメントのTwitterアカウントで斎藤慎太郎先生がお勧めされていたお店で、調べてみると何やら人気店とのことで覚悟はしていましたが、後日改めて出直すとなんと14時近くに行っても大行列。1時間半ほど待ってようやくありつけました。
見た目ほどにほうれん草の印象は強くなく、ちょうど良いスパイスと旨み、トッピングの半熟卵とチーズの相性が抜群で中毒性のあるなんともいえない味。並んだかいがありました。
こうやって書いてみるとやっぱりありつけるまでに手間暇かかればかかるほど美味しさと思い出は増すものなんですね。

買って良かったもの

KORG Liano

www.korg.com

今年の思い切った決断として、20年前からある電子ピアノを処分しました。理由はなんと言っても重くて場所を取るから。でも完全に手放すのもな…と考えた結果出た結論が「コンパクトなキーボードを買おう」。
ケースにしまえばクローゼットの中に収まり、弾きたい時にはスタンドの上に置けば5分ほどでセッティング完了。重さも7kgなので楽々。
弾き心地は流石にピアノに劣りますが、言うても20年前の電子ピアノで慣れていたので音質に関してはむしろ向上しているくらい。見た目も機能もシンプルですごく良いです。
このキーボードを使ってこの秋は昨年マスターできなかった「黄昏のワルツ」が弾けるようになりました。細々とですがこれからも色んな曲を弾いていきたいです。

And Coutureのコート

www.burnedestrose.com

コートに課金した方が良いことにもっと早く気づけていれば…と感じたこの冬。
昨年は10,000円くらいのセールで安くなっていたペラペラのコートを買ったのですが、真冬には寒く、一目惚れしたケープの部分はボタンがしょっちゅう取れて結局使わず、ポケットの穴があっという間に空き…と値段相応だなと感じる質でした。
反省を生かし、昨年のコートは潔く春に処分。「コートを買わねば冬を越せない」と言う状況を作り強制的に自分をコート探しへ追い込みました。秋のうちに欲しいコートのイメージを固めて、一番良さそうなものを予約注文。予算オーバーはしましたが、ウールであったか、着心地の良いものに出会えました。骨格ウェーブ×PDグレースには最高のデザイン。なんと言っても好きなコートを着ていると街を歩くのが楽しい!長く大切に使っていきたいです。

セルヴォークのリップ

celvoke.com

ドクターハウシュカのホリーホックが廃盤になってからといううのの、ナチュラル系ブルベ冬リップの難民と化していた私ですが、今年ようやく後継に出会えました。
タール系ゼロは流石に無理だったのでメインが染料でなくて顔料なもので妥協。メイク落としがぬるいとちょっとピリピリ感はあるけれど、今のところほとんど剥けたりしなくて良い感じです。
なんと言ってもホリーホックの色味に限りなく近いのが嬉しい。この魔女みたいな色でしか出しえない魅力があるのですよ。リップクリームを塗った上に軽くポンポンと置くとニュアンスだけ出せて、直接がっつり塗りたくると強い女感出せるので1本で使い勝手も良き。
今度はお願いだから廃盤にならないで…メイクアップキッチンで買える貴重な冬民向けリップだから…

やって良かったこと

一人暮らし体験

gillegiuly.hateblo.jp

骨折さえなければこれが2023年のハイライトでした。マジで。
生活力が壊滅的に無いので不安しかありませんでしたが、無事生存できたことだけでも大きな自信になりました。今思えばこの時期に体調不良や怪我がなくて本当に良かった。
築古物件ならではの問題や騒音トラブルなどいろいろありましたが、乗り越えて逞しくなりました。自分でやりたいと思ったことに挑戦できたこと、自信をつけられて本当の一人暮らしへの決意ができたこと、そして何より今置かれている環境のありがたみを再認識できたことに意味があったと思います。

図書館利用

図書館がなければ先ほどの読書量はなかったです。
小学生の頃まではすごくお世話になっていたのですが、部活や勉強で忙しくなるにつれ遠ざかってしまいました。久々に利用登録をしてみるといつの間にかネット予約や読みたい本リスト、電子書籍などにも対応していることが判明。蔵書も欲しい本が揃っていることが分かり「なんでもっと早く利用しなかったんだ…!」と思うほど。
家から歩いて10分弱のところにあるので、本の貸出・返却でちょっとした散歩になるのも良かったです。
今年読んだ本のうち100冊弱が図書館で借りた本で、文庫本・単行本平均して1冊1000〜1200円くらいだとするとざっと10万円くらい浮いていることになるんですよね。すごい。去年は小さな本棚を一つ所持していましたが、思い切って本は電子書籍で買うか図書館で借りることにして手放しました。家もスッキリしてゆるミニマリスト的にも良い感じ。
せっかく住民税を払っているので今後もしっかり活用していきたいです。

宅トレ

元々断続的にはやっていたのですが、ちょうどサボっていた頃に骨折して筋力復帰に時間がかかってしまい、必要性を再認識しました。
リハビリの一環として始めたのが9月ごろでしたが、10月からは本格的にルーティン化させて、地道に続けていくうちに怪我以前よりも筋力を強化することができました。
曜日ごとに部位を分けて行うトレーニング+体幹でやっています。お世話になっているYouTuberはのがちゃん、竹脇まりなさん、なかやまきんに君。難しいメニューでも続けていくうちにできるようになるのが楽しくて、気がつけばウェアも揃え、効果が確実に出るようストレッチも念入りに行い、食事にも気を遣い、ついには解剖学の本で筋肉の構造を調べ始めました。もはや趣味。
以前より長距離歩いてもへばりにくくなった、デスクワークによる腰痛・肩こりが改善した、メンタルが安定するようになったなど良いことばかりでした。これからも続けていきたいです。

やめて良かったこと

低容量ピル

去年のやってよかったことに書いていたような。高速前言撤回マンと化している。
周期管理できるようになったり生理痛が改善したのは良かったんですけど、服用して数ヶ月後くらいから気持ちの上がり下がりが極端に減ってしまったというか、感情を失ったような状態になってしまってもしかしたら?と思い調べたらそういう副作用が出る人もいるみたいです。金銭的な負担もあったので思い切ってやめました。
周期や症状の重さは確かに若干ブレるようになりましたがそれも心身の今の調子を伝えてくれているので今はあまりネガティブに捉えていません。それよりも人生において人間的な感情、ときめきも落ち込みもありのまま感じられることの方が私にとっては大事でした。

頑張ること

急に抽象的な話。やっと気づきました。頑張るより楽しんでいる時の方が物事上手く行っていることに…。
仕事も、貯金も、生活も、趣味も、人間関係も、頑張る自分が好きで今までやってきた節があるんですが、どれだけ頑張っていてもどうにもできないことがあることに骨折で気付かされて、それならもっと楽しさに主眼を置いて生きた方が良いなと感じたんですね。それで必要以上に何かにしがみつくのをやめて心の底からやりたいと思えること以外やめていったら、結果仕事は前より評価されるようになったし、心の声に素直に行動しているのでストレスも減ったし、本当に生きやすくなりました。全てが思い通りにはならないわけですが、一つ執着を手放す感覚に気づけたのは今年の収穫です。

人間関係の維持

今年は私の人生でも史上最小レベルの交友関係で生きてきた1年でした。目指して人との関わりを減らしたのではなく、本を色々読んで自分なりに価値観の変容が起きた結果、これまでの恋人・友人・知人と合わなくなってしまったんですよね。
依存気味だった家族との距離感も少し変わって、自己が確立したような感覚があります。
もちろん新たな出会いを求める気持ちもなくはないですが、そういうご縁は自ずとやってくる時が来ると思うので、今はただ流れに身を任せ楽にいられる距離感で人と向き合っていきたいなと思います。

ヒットソング

Entre présent et avenir - Florian Christl

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ドイツの作曲家・ピアニストのFlorian Christl氏によるアルバムInspirationの一曲。一人暮らし体験の中で郊外にこもっていた頃、周辺を散策していた時に適当に流していたシャッフルで出会いました。
5月としては暑いくらいの陽気で、ジリジリと照りつける太陽と車通りの多い道の少し退廃的な雰囲気にしっくりくる曲調で、聴いている途中で思わず曲名を調べてしまいました。
田舎道でももちろん良いのですが都会の街並みとも相性が良くて、なんとも言い表せない感傷的な感情に浸りたい時に街を歩きながらこの曲をかけると、視界がセピア色に変わり人の動きがスローモーションに見えてくる現象が発生します。
昨年紹介したAurora同様、こちらもアルバムの他の曲含め非常にシネマティックな名曲揃いですのでぜひ聴いてみてください。
あわよくばどなたかアイスダンスで使ってくれたら私が喜びます(推し曲をすぐスケートに使わせたがる人)。


昨年は大晦日にドッタバタで仕上げたこのブログも、今年は12月いっぱいを使って少しずつ書き進めていったので最終日の手間が少なくて済みました。
ありがとう過去の私!ではまた来年!!