Diario

日々の暮らしのあれこれ帳

2022年のまとめ

こんばんは。

年末恒例の振り返り記事。今年もあっという間にこの季節がやってきてしまいました。去年もあっという間に感じたけど、今年はさらに早かった。

大掃除は昨日までに順調に終えたのですが、疲労と寒さにやられてのんびりモードに入ってしまい気づけば紅白が近付いてしまいました。

それでも去年の記事のコピーを取っておいて前々からすぐ書けるようセッティングしておいたのは成長。

この1年をさまざまなトピックと共に振り返っていきます。

 

出来事

1月

習い事のジャズダンスでステージに立ち、舞台の楽しさを再び味わう。仕事もそれなりに順調で精神的に安定していた。

2月

人生初一人旅として京都旅行を敢行する。スケオタ卒業を自認していたが、なんだかんだで北京五輪をエンジョイする。王将戦の会場になったホテルに行って観る将初オタ活。スノFCに入った。アプリで知り合った彼氏に振られた。

3月

振られたダメージが意外と後を引く。恋愛のスイッチを切るまいとアプリを再開する。人生最短レベルのショートヘアにする。有給を取って念願の無印のホテルに高校時代の友人と泊まりに行く。

4月

風邪をこじらせ体調不良。復活したと思えば今度は精神状態を崩し会社の先輩の前で号泣、しまいにはワクチン3回目の副反応で寝込む。劇団四季の鑑賞で遠征したり緑黄色社会のライブに初参戦したりと楽しいイベントも。

5月

有給を使いゴールデンウィークを10連休にしてリフレッシュする。久々に父の実家へ帰省。都会でも郊外でも遊んだ結果、煌びやかな街よりも落ち着いた街での暮らしの方が合っていることに気づく。学生時代の恩師にキャリアの相談をしていたらいつの間にか本格的な転職活動に発展していた。会社の音楽会イベントにキーボードで参加。

6月

再開したアプリで知り合った人と付き合う。転職活動が難航する中、ストレスも溜まり免疫が弱っていたところで人生初の食中毒にかかり10日間まともに働けなくなる。出来ることもないので家でひたすら漫画を読んだりそれスノを見たりしていた。腹痛と熱を誤魔化しオンライン面接に挑んだ結果、恩師の会社にリファラル採用される。

7月

転職先が決まり会社に退職報告をする。有給消化という名の夏休みで、これまでの行きたい・食べたい・遊びたいを思う存分消化した。特に大学時代の友人と行った軽井沢旅行では自然と穏やかな時間の流れに感化され「ゆるやかな暮らし」への憧れが増す。Abemaトーナメントのエントリーチームの活躍に沸いたり、「雪女と蟹を食う」にハマったりしていた。

8月

新しい転職先で前職より幾分快適に働けるようになる。これまでの恋人には思ったことが言えないことが多かったがその反省を生かして対話を試みる。少しずつ建設的な議論ができるようになった。

9月

人生初サウナを体験。シルバーウィークを利用し「椅子」をテーマにした企画展を巡る。ショートヘアーが楽すぎてすっかり定着。台風と季節の変わり目にやられて頭痛がちに。頭がぼんやり気味の日が増える。

10月

原因不明の漠然とした心身のモヤモヤ感から部屋のレイアウト変更・断捨離・22時寝6時起き生活を始めるも虚無感は抜けず。毎年恒例の週末芸術鑑賞漬けは慌ただしかった。人生初のディズニーデート。大学学部の同期ズと卒業式ぶりの再会。めめ目当てで見始めたsilentが良作で2022年秋の延命措置となる。

11月

ぼんやり感は継続しているものの、休日に美味しいものや自然と親しみ、天気にも恵まれてそれなりに穏やかな日々を過ごす。4月に受ける予定だった資格試験を秋に延期する。親戚の絵の展覧会を見に3年ぶりに日帰り大阪旅へ。コロナで規制を受けていた母校の学祭が本格的に復活し、学生時代の友人先輩後輩と再会できたのは嬉しかった。

12月

慢性的ぼんやり状態が抜けきらないものの、音楽番組や美味しいものを糧になんとか師走を駆け抜ける。色彩検定2級合格。先輩からキャリアについて問われる機会が多く、果たして今の生き方で良いのだろうか?と疑問を抱くもなかなか落ち着ける時間が取れないでいる。エリザベートを見に御園座遠征へ行ったらまさかのコロナによる影響で中止+帰りの新幹線が遅延という強烈な結末になる。

 

まあ濃い一年でした。社会人生活が始まった2021年よりも濃かったです。主な要因は食中毒と転職でしょうか。平和な序盤、激動の中盤、虚無の終盤という感じでした。

来年はもう少し平和かつ満足感の高い年にしたいです。これが難しいんですが。

メンタルグラフの記録

今年からNotionを利用してその日の気分を100点満点でログとしてつけてみたので併せて振り返ってみます。グラフ化にあたってはNotion Chartsを利用しました。

基準としては「特に大きく精神状態も健康状態も揺れず平和だったな〜」と感じた日を75点とし、体調とメンタルの具合に応じて基準から足し引きしています。

上半期の激しさよ。後半は多少上下動はあれど穏やかでした。アンチ恋愛至上主義者な私ですが、なんやかんやでパートナーの存在って大きいのかなぁなんて思いました。

1年間記録をつけてみて、「天気にメンタル左右されがち」「趣味の予定を詰め込みすぎると当日は楽しいが後日ダメージがくる」「ある程度まとまった休みが取れると心が回復できる」などさまざまな気づきが得られたのでとても有意義でした。

来年も継続して記録してみようと思います。

 

ここからは各コンテンツを。

鑑賞したもの・読んだもの

●バレエ・オペラ:17作

今年嬉しかったのは何と言っても初めて観られた新国のアリスですね。圧巻のスペクタクル。あまりの興奮に帰って即翌週分をおかわりしてしまいました。

後は学生時代現代音楽の授業で触れた「浜辺のアインシュタイン」がまさか現代の日本で聴けると思わず、こちらも貴重な体験でした。

そのほかNEOLOGISMの半屋外オペラ、「オルフェオとエウリディーチェ」の舞台美術の美しさも印象に残っています。

●ミュージカル・演劇:7作

昨年に沼に落ちたアナ雪を二度おかわり。以前はできるだけ色々な作品を観たい気持ちが強かったですが、何年か鑑賞生活を続けてきて、徐々に好きなものを繰り返し観る方向へシフトしつつあります。

「リトルマーメイド」は静岡開催で、これが人生初ミュージカル遠征となりました。桜がすごく見頃で、食べ物も美味しくて楽しかったなぁ。

年末に「エリザベート」遠征に行くのが今年大本命だったんですけどね…ウッ…

●美術展・博物館展 25展

コンセプトではグランマ・モーゼス展が、作風ではキース・ヴァン・ドンゲン展がヒット。モーゼス展は郷愁をくすぐられなぜだか泣きそうになっていました。ドンゲン展は大胆かつ可憐な色彩やタッチがツボだったのだけど、グッズが少なかったのがもったいなかった。旅行先や遠征先での鑑賞、新しい美術館との出会いもたくさんありました。博物館もなかなか面白かった。

●クラシックコンサート 2回

直近で聴いたというフィルターを抜きにしても、ウィーン弦楽合奏団は素晴らしかったです。ヴィヴァルディの四季・冬を生で初めて聴けて美しさと迫力に飲み込まれました。アリス=紗良・オットさんのリサイタルでは、映像とピアノのコラボレーションが見られ、世界観に没入できたのが瞑想をしているようで良い体験でした。

●ライブ 2回

2020年春に出会ったリョクシャカ。ずっと生で聴いてみたいと願っていたのが今年ついに叶って感無量でした。口からCD音源すぎました。4月の時はメンタルがかなり参っていたこともあり、晴子さんの歌声とメッセージが染み渡りすぎてマスクの下がボロッボロになっておりました。

●映画 15本

今年度から月1本鑑賞ノルマを課していたこともあり昨年より本数は増えました。振り返ってみたら想像以上にオタク活動が映画にも進出していた。透明感のある音楽に魅了された「ディア・エヴァン・ハンセン」、破天荒なヒロインにスカッとする「クルエラ」、穏やかな時間と映像美に浸れた「かもめ食堂」が個人的ヒット。

●本 28冊

  • 01/05 古川武士「人生の主導権を取り戻す『早起き』の技術」
  • 01/07 中島美鈴「もしかして、私、大人のADHD?~認知行動療法で「生きづらさ」を解決する~」
  • 01/11 石井遼介「心理的安全性のつくりかた 『心理的柔軟性』が困難を乗り越えるチームに変える」
  • 01/13 車塚元章「会社では教えてもらえない 上に行く人の報連相のキホン
  • 02/10 ニール・イヤール「最強の集中力 本当にやりたいことに没頭する技術」
  • 02/10 イェンス・イェンセン「日本で、ヒュッゲに暮らす」
  • 02/10 借金玉「発達障害サバイバルガイド」
  • 02/18 借金玉「発達障害の僕が『食える人』に変わった すごい仕事術」
  • 02/21 塩野誠・佐々木紀彦「ポスト平成のキャリア戦略」
  • 02/21 大原扁理「隠居生活10年目 不安は9割捨てました」
  • 02/26 佐藤正午「月の満ち欠け」
  • 03/03 川野泰周「会社では教えてもらえない 集中力がある人のストレス管理のキホン」
  • 03/15 ひでまる「なぜなら、それが『好き』ということだから。」
  • 03/26 山口路子「オードリー・ヘップバーンの言葉」
  • 03/27 伊藤守「こころの対話 25のルール」
  • 04/15 F太・小鳥遊「要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑」
  • 04/22 梅田悟司「『言葉にできる』は武器になる。」
  • 05/19 堀江貴文・落合陽一「10年後の仕事図鑑」
  • 06/03 為末大諦める力
  • 06/06 梨木香歩西の魔女が死んだ
  • 06/09 Ryotaもう振り回されるのはやめることにした
  • 06/30 各務晶久「会社では教えてもらえない アウトプットがすごい人の時短のキホン」
  • 07/12 大石哲之「コンサル一年目が学ぶこと
  • 07/22 ジェイク・ナップ、ジョン・ゼラツキー「時間術大全」
  • 08/03 西多昌規「リモート疲れとストレスを癒す『休む技術』」
  • 09/05 ダスティン・ボズウェル、 トレバー・フーシェ「リーダブルコード」
  • 10/31 マイク・ヴァイキング「ヒュッゲ 365日『シンプルな幸せ』のつくり方」
  • 11/21 弘子ラザヴィ「カスタマーサクセスとは何か」

冊数こそ昨年から激減したものの、これまでに読んだ本を読み返すことが増えたので数字には反映されないところで内面の充実感は増したように思います。とはいえ、在宅時間が増えた影響で通勤時間での読書が前より減ってしまったので、来年は意識的に時間を組み込みたいです。

美味しかったもの

3位:ひなどりもも鉄板定食(もも吉)

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別のお店に行くつもりがそこは満席だったので泣く泣く他を探していたところで行き着いたのがここ。木片を使って鉄板を傾斜させ、角に溜まったもも肉の油と辛味噌を混ぜてソースにするという独特の食べ方なのですが、これがまあ美味しい。旨味の塊。

2位:野沢菜と信州ポークのクリーム オリジナル七味風味(イル・ソーニョ)

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夏休みに行った軽井沢のハルニレテラスで食べたパスタ。いまだに味を覚えているレベルで好き。ポークの甘みと野沢菜の苦み、七味の辛味が絶妙にマッチしていました。また食べたい!

1位:ノスタルジックパリ(Patisserie Boulangerie Les Alternatives)

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今年オープンしたパティスリー。偶然、しかも初めて食べた種類のケーキがまさかのドンピシャでした。出会ったのは年始でしたが、それから11ヶ月トップの座に君臨し続けたクイーンです。

シェフが修行をしていたというパリでの思い出を詰め込めたケーキ。サクサクのメレンゲと濃厚なバタークリーム、中に入っているビターな生地、全てが上品かつ贅沢な味わいで最高のマリアージュです。食べる前と後では人生が変わります。

買って良かったもの

3位:SONYノイズキャンセリングイヤホン

Amazon.co.jp: ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン WI-1000X : Bluetooth/ Amazon Alexa搭載 /ハイレゾ対応 最大10時間連続再生 カナル型 マイク付き 2017年モデル 360 Reality Audio認定モデル ブラック WI-1000X B : 家電&カメラ

これまでもノイズキャンセリングイヤホンは持っていたのですが、仕事中の耳栓代わりの簡易的なもので、日常使いはしていませんでした。無くすリスクを下げるために左右分離型は避けたいのですが、愛用しているゼンハイザーには左右一体型でノイキャン付きのものがないのがネックで色々探し回った末にたどり着いたのがこちら。

タッチではなくボタンで確実に操作できるところやワイヤレスにも関わらず音量をかなり低く設定できるところが気に入っています。音楽をかけずに音刺激を避けるためだけに使うことも多いです。今はこれなしじゃ雑踏を歩けない。

2位:無印のワンピース

www.muji.com

ミニマリストの本を読んで前々から実現させたいと思っていた「私服の制服化」。

転職により在宅勤務が圧倒的に増え、「カメラにしか映らないなら毎日同じ服で良くないか?」と気づきまずは冬の仕事着を制服化しちゃおうということで2着購入。

裏起毛であったかく、着心地も優しい。スタンドカラーなので骨格ウェーブにも合います。ベルトをつければちょっとした外食にも恥ずかしくない外着に仕上がります。万能。

1位:アルインコのクロスバイク(レンタル)

月額2,490円レンタルプラン:ALINCO(アルインコ) クロスバイク/エアロバイク AFB4417 ブラックgymgate.jp

在宅勤務が増えたことで運動量がどうしても減ってしまうので、夏秋は毎朝散歩+業後に宅トレをするようにしていたのですが、冬になってあまりの寒さに外へ出る気力も無くなってしまったので、無理やり外へ出ようとするのは諦め家をジム化させることにしました。

レンタルにしたので冬限定という期限も出来てダレることがなく、いつか処分することも考えなくて良いのが楽です。テレビをやPCで動画を見ている最中にいつの間にか運動が出来てありがたい。

やって良かったこと

3位:低容量ピル服用

大学生の頃から生理痛がひどくなり始め、社会人になってからはストレスで周期も乱れるようになってしまったので前々からピルは検討していました。ただ副作用が怖くてどうしても手を出せず。夏休みのタイミングで「試すなら今しかない!」とトライ。スマルナでオンライン診療を受けた上でお薬をチョイスすると自宅ポストに投函される。現代ってすごいなぁ(?)。

結果は服用した翌日に少し頭痛とだるさを感じたくらいでそれ以降は特に気にならず。生理(正確には消退出血)の重さが断然軽くなったのとホルモンバランスの乱れによるメンタルのブレや眠気が減ったのが有り難かったです。

2位:部屋の模様替え

在宅勤務はオンオフの切り替えが難しくなりがち。今までプライベートと仕事用の机を兼用していたのですが、秋に心身がぼんやりしてしまったことをきっかけに家具の配置を見直してベッドの位置から机の位置まで一新。電子ピアノの上を机代わりにして(本当は良くないけどお古のピアノなので良いことにします)そちらをプライベートデスク、そして仕事以外の時には基本メインデスクに座らないことにしました。

場所を変えることで気持ちの切り替えも上手くできるようになった実感があります。買ってよかっったものからは漏れてしまいましたが、バランスラボのチェアも同時期に購入してそのコンパクトさと快適さ、腰への負担の少なさに助けられました。

1位:転職

いや〜〜〜なんと言っても1番はこれ。いつかはあると思ったものの、まさかこれほど早く職場を変えることになるとは年初は考えていませんでした。

転職活動途中に食中毒とも戦ったし、いざ次の職場が決まっても退職報告や諸々の手続きが精神的にしんどくて二度とやりたくないと思ったくらいですが、自分の仕事観を見直すきっかけになりましたし、精神状態や健康に異常を来たしてまでやるべき仕事なんてないんだっていう大切なことに気づけました。

転職して早半年が経ちましたが、ふと「そういえば今の職場来てから仕事で泣いてないなぁ」と思ったんですね。職場で涙が止まらないのは異常事態だと当時の私は認識できていなかったようです。

前職は世間一般的にはホワイトな労働環境だと思うし、やりたいことだって全部とは言わずとも出来ていたのですが、それでも会社と人にはやっぱり相性というものがあるんだなぁと思いました。現職はほぼほぼ直観で飛び込むことを決めましたが、その決断は間違いではなかったと、少なくとも今の私は思います。

自分の人生について考え、道を切り開く経験ができたことは、今後の人生においても大きな財産になると思います。

ただ、本当に本当に大変だったので今の職場は前職より長く続けたいです。

ヒットソング

今年の思い出によく聴いていた曲も残しておこう。

Sofiane Pamart「Aurora」

Aurora

Aurora

  • Sofiane Pamart
  • クラシック
  •  
  • provided courtesy of iTunes

music.apple.com

2月のある日の業務中にApple Musicのプレイリストのシャッフルで流れてきて、「なんだこの澄んだメロディーは…!?」と衝撃を受けた1曲。良い曲を聴くとすぐスケートに使えないか考えてしまう人間なので誰か使ってください(?)

Auroraはもちろんのこと、このアルバムに入っている曲全て繊細さと洒脱さとどこか切なさが詰まっていて聴くたび胸がキューっとしてしまいます。

日本語訳の解説を読むと、Pamart氏はヒップホップとクラシックの両ジャンルで活動する異色のアーティストで、ピアノ曲には私が愛してやまないショパンの影響も見られるとのこと。そりゃ好きになるわけだわ!

前職のプロジェクトを頑張っていた時に聴いていた曲なので、聴くとその時の光景が蘇ります。今でも、さあやるぞ!という気持ちの時にかけるようにしています。

 


 

は〜書き出していったらどんどん長くなってしまった。

Abema師弟トーナメントと紅白をチラ見しながらダラダラしていたら結局去年と変わらない時間になってしまいました。まあ楽しいからいっか!

来年も心身万全に、素敵な1年にするぞ〜